ステップアップ・デッサン講座 vol.2
演習1
第2回目の今回は、制作プロセスを追いながら解説します。
そして次回は他の作例を交えて、この演習のポイントをまとめます。
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no.1 描き始めでは、特徴的な要素の「位置」を仮決めします。
たとえば球体と床との接点、球体の高さや幅、
2個の球体を合わせた全体の幅や隙間の幅、など。
まずは「対象の比率を画面に配置する」と考えます。
同様にボールの縫い目の位置や、飾り玉への映り込みのアタリをとります。

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no.2 球体の内側の表情や床面との関わり方を観察します。
ボールの縫い目の形や飾り玉に映り込んでいる形は、
球体の立体感を決定づける要素なので、積極的にアタリをとり、
何度も形を調整します。
同時に輪郭の形も調整します。

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no.3 ちょうど中間段階です。主な要素の位置を決定しながら、
細部の形をしつこく直します。 つまり縫い目も映り込みも、
違和感なく球面にあるように微調整します。さらに情報を増やしていきます。

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no.4 主な形の位置が決まれば、どんどん描き込んでいきます。
鉛筆を塗り重ねて、明暗の調子を深めながら、形態感を整えます。

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no.5 描き込むというのは、細かく描くということではありません。
描いた表情が自然に感じられるように、形態にあわせて調整したり、
前後の距離感を整える作業だと考えます。
今回の場合、たとえばボールの縫い目が、曲面から飛び出したり、
沈み込んだりしないように、微調整することを言います。
もちろん、飾り玉の映り込みや、床面に落ちる影も同様に。

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次回は、この演習のまとめとして、実際の制作に活かせるように、
さらに詳しく解説します。



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byヨゾコブ
by yozokobu | 2010-04-07 23:24 | ステップアップ・デッサン
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