先週は一週間かけて、
幾何形態に現れる陰影について観察したり考えたりしてきました。
今週はその知識をもとに再び石膏デッサンに挑戦です。
モチーフはアリアス。
細かい彫り込みがあって難しい石膏像ですが、
全体を大まかな幾何形態に置き換えられると、
捉えやすくなります。
石膏像では、
立方体の『辺』に当たるところが、
「稜線」や「大きい形の変わり目」になり、
『面』の色の違いが強い明暗の差になります。
複雑な形をした石膏像でも、
最初は幾何形態で見たような明解な陰影をつけてから、
細部を描きこんでいきます。
実際はそんな単純なことでもないのですが、
最初は分かり易いことから分かればいいのです。
デッサンを始めたばかりの学生や石膏像が苦手な学生も、
明暗の大きな変わり目となる
「稜線」を見つけられるようになってきました。
でも「顔の表情が硬い」など、
まだまだ課題は山積みです。
単に知識で描いてるだけでは魅力的な描写にはなりません。
もっと我を忘れてモチーフに感情移入していくことが、
時には必要です。
講評は終わりましたが、
さらに描き進めたい人は土曜日の解放アトリエの時間に来て、
もっと描き込んで完成させましょう。
今は下手でも気にしないで。
やる気のある人が一番のびるんです!
受験相談受付中
--------------------------------------------------------
芸大美大受験についてのご相談を受付けています。
お気軽に原宿の代ゼミ造形まで足を運んでください。
また電話でのご相談も受付けておりますので、
よろしくお願いします。
お問合せ
芸大美大受験対策美術予備校
代々木ゼミナール造形学校
0120-71-4305(フリーダイヤル)/03-3405-4751(電話)
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目62-3
JR山手線『原宿駅』竹下口出口より徒歩1分
東京メトロ『明治神宮前』2番出口より徒歩3分
--------------------------------------------------------
↑ステップアップデッサン講座はこちらをクリック
byヨゾコブ