形を正確に再現するーその⑴ レンガ(前半)
「形を正確に再現する」の最初のモチーフは
直方体である耐火レンガです。
2回にわたって実際の制作過程を追いながら、
形を導き出し方を見ていきましょう。

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今回は形の成り立ちを把握し、
見え方を確認することから始めましょう。


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耐火レンガの寸法は長さ230㎜×幅114㎜×厚さ65㎜です。
長さと幅の比率はほぼ1:2になります。
斜めから見た状況で、
この比率の印象を再現することを意識して制作しましょう。




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中心の位置を確認します。
対象の中心を決めるときは
まず仮の真ん中を想定します。
対象の端から仮の真ん中までの距離を合わせ、
そのまま反対の端までスライドさせます。
過不足があれば仮決めの真ん中の位置を調整して、
もう一度合わせてみます。
2~3度繰り返せば、
真ん中は求められると思います。

横幅の1/2の距離を基準に高さを合わせてみると、
手前の角の高さは
それより少し高いことがわかります。

また左側に見える厚みの面の幅は
全体の横幅の1/6くらいであるようです。




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ちょうど正方形が二つ入るような比率です。
正方形のようなイメージしやすい形が
いくつ入るかというようなことは
全体の印象を調整する上で役立つので確認しておきましょう。




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角の高さの位置関係を確認します。
まず基準として重要なのは角AとBの高さです。
AとBの高さが全体のどのあたりの高さになるかを
しっかり確認します。
また一番低い角や高い角の位置も見ておきます。
たとえば角Cの高さがBと
どのくらいの開きがあるかを確認しましょう。
これらが正確に把握できていれば、
パースペクティブ(透視図法)の問題は
ほとんどクリアできたと言えます。
この後も描き進めながら微調整を繰り返します。

次回は実際の制作課程を追っていきましょう。







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byヨゾコブ
by yozokobu | 2012-06-13 18:00 | 基礎ステップアップ・デッサン
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