油画科、日本画科、彫刻科の3科合同のファイン夜間部は、
デッサンの基礎作りに力を入れています。
一学期の課題の多くは入試と直結した内容ではありませんが
今学んでいる「物を見ることの基本」は受験には必須です。
焦らずに研鑽を積んでいきましょう。
今回の基本課題は水粘土塑造。
「自分の手」を作っています。
手は様々な人体の要素が詰まっているので、
勉強になるモチーフです。
指導してくれるのは、
彫刻科を担当している先生。
油画や日本画ではあまり聞き慣れない言葉が出てきます。
例えば、
「関節は中心から曲がる」「量を見比べる」
「ハリがある事と骨の堅さは質が違う」などです。
前回の課題のラオコーンのデッサンも見比べながら、
一人一人その人に合った言葉を探して声をかけます。
そして塑造でいつも難しいのが心棒作り。
指のように細いものを水粘土で作るには、
太めの針金で心棒を入れます。
骨はカーブして曲がるわけではないので、
カドをはっきり作ります。
心棒でズレると表面はもっとズレるので、
この作業にはかなり時間をかけました。
何しろこの心棒のズレが、
石膏デッサンでのズレでもあるわけです。
今まで気付かなかった苦手部分が、
明快になったのではないでしょうか。
次回は油画科の先生による「パースの授業」をレポートします。
『「手」の研究』『「手」を描く』についての詳細は、
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byヨゾコブ