実習授業その2「粘土模刻」/基礎科
基礎科では実習授業第2弾、粘土模刻授業を行いました。
リンゴ1個を良く観察、模刻し、
高校生はさらに台座となる部分を自分で設定してつくるという課題です。


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デッサンをするときにモチーフへの視点はひとつの方向になりますが、
そこから見える景色だけではわからないことがたくさん隠れています。
あらゆる方向から観察することでわかるモチーフ全体の形、奥行き、物の配置。
触ってわかる柔らかさ、みずみずしさ、ざらつき。
今回の授業では多方面からの観察と様々な感覚をつかって、
実在する物、
自分の頭の中にあるものを形にしようと
楽しく真剣に取り組む生徒の姿が印象的でした。


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リンゴを作る時は…
芯の部分はどれだけ深くくぼんでいる?
ハリの強弱って?
上から見ると五角形に見える?
実際に切ってみたらどういう形になるだろう?

台座を作る時は…
どんな材質と組み合わせると面白いかな?
この材質はどうすれば特徴が出せるかな?
自分だけの世界をもっとリアルにするには?

頭をフル回転して、粘土と格闘し、
それぞれの個性が出る力作となりました。
いくつか作品を紹介したいと思います。


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中学生の作品。
リンゴ自体はまだまだ作り込める部分はありますが、
自分で考えたストーリーのもと、
キャラクターや場の設定が細かくきめてあり、
夢中になって立ったり座ったりを繰り返し、
作品に向き合っている様子からも
その世界を形にしようとしているのがよくわかります。



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こちらも中学生の作品。
始めは粘土という質感からなかなか離れられませんでしたが、
素直に多方面からリンゴに向き合い、
さらには構造にまで意識を向けることで、
粘土という素材をこえてリンゴらしい表情が少しずつ出てきています。



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高校生の作品。
リンゴをひと飲みできる程の大きな口、
今にもバクッととじそうな様子です。
とても迫力がありますね!
歯の本数を数え、歯茎と歯を別々につくり、
舌の動きも生々しく、
随所に作者のこだわりが感じられます。
リンゴと口内の質感にもう少し差があるとよりリアルになるでしょう。



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高校生の作品。
水面にリンゴがのっている様子です。静かな印象が強く感じられ、
映像のワンシーンを切り取ったような作品です。
波紋の密度や波の高さにも気を配っており、
さらには水面の形が徐々に細くなっていることで自然と視線を動かされます。


今回の授業でものの捉え方や作業中に感じたこと、
これまでには無かった感覚を味わえたと思います。
それは美術に関するものだけではなく、
表現すること自体を豊かにしてくれます。
々な道具にふれる、
モチーフにふれるなど積極的にチャレンジしていきましょう!







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byヨゾコブ
by yozokobu | 2015-10-22 16:38 | 授業
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