私大デザイン・工芸家科昼間部で、
『有色下地による手のデッサン』の授業を行いました。
課題説明では、
この技法の特徴や効果、
この技法を使った巨匠たちの作品紹介など、
画像を使い具体的に解説しました。
有色下地によるデッサンでは、
光を受ける日向の面を効果的に捉えることが出来るので、
鉛筆デッサンで弱くなりがちな、
日向面の描写を克服することが出来ます。
画材はコンテの白と黒を使用しています。
コンテは、
鉛筆とは違いタッチを使うことが出来ないので、
微妙な面の変化を調子で追わなくてはいけません。
調子の勉強としても効果的な画材です。
今回の授業を通じて、
光に対する意識が強くなったと思います。
なかなかの力作揃いです。
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