基礎科では受験各科の専門実習が昨日から始まりました。
この専門実習は1学期と2学期にそれぞれ行われ、
受験する専攻が決まっていない学生にとって、
進路決定の参考材料となります。
2学期第1回目は彫刻科での塑造実習。
モチーフは生きた「ハト」。
生き物を描いたことがない学生たちは、
まず1人ずつ触ったり撫でたりしてみました。
剥製と生きている動物の違いはなんだろう。
なんで生きているかそうでないかの違いがはっきりと分かるんだろう。
今日の塑造実習では「生き物らしさとは何か」
というテーマで作る一日でした。
みなさん、生き物らしさについての発見はできましたか?
でも難しいテーマはともかく、
塑造は体を動かすことが基本です。
汗だくで心棒を作り、
粘土をこねて、
足を使って動き回るし、
粘土をたたけば手が痛い。
下から見たり上から見たり、
壊してはまた作り、
みんな一日中本当に良くがんばりました。
体を動かして出るこの汗こそが、
生き物らしさに繋がるヒントだったのではないでしょうか。
彫刻にもっと興味が出たら、
冬期講習も受講してみてくださいね。
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byヨゾコブ