「形を正確に再現する」の2回目の今回は
位置関係の測り方について確認しておきましょう。
測り棒は位置や長さを比較するために使います。
棒はまっすぐなものであれば何でもかまいませんが、
細くてまっすぐなものが扱いやすく、
一般的にはピアノ線や自転車のスポークなどが使われます。
高さの関係を比べるときは
棒を水平に構えて基準を作りそれをもとに比べます。
水平については、
垂直なもの(モチーフの垂直な部分や背景に見える柱など)に対して、
直交するように求めます。
長さを測るときには
腕を延ばして、
測りたい範囲に棒を重ね、
先端からの距離を親指で固定します。
この時の見方は片目(利き目)で見るようにします。
そのまま比べたい位置にスライドして比較します。
注意すべき点は
視線に対して棒が直交する状態であることです。
棒を地面に対して垂直(鉛直)に構えてしまう人がいますが、
それでは正確な比較はできません。
また必ず腕は伸び切った状態でないと
測り違いが生じてしまうので注意しましょう。
物の幅や高さを測り、
他の場所と比較しておくとそれが基準になります。
高さ関係や長さの比較といった情報は
描き始めにしっかり収集しておきます。
次回はレンガをモチーフにして
測るべきポイントを見ていきましょう。
受験相談受付中
--------------------------------------------------------
芸大美大受験についてのご相談を受付けています。
お気軽に原宿の代ゼミ造形まで足を運んでください。
また電話でのご相談も受付けておりますので、
よろしくお願いします。
お問合せ
芸大美大受験対策美術予備校
代々木ゼミナール造形学校
0120-71-4305(フリーダイヤル)/03-3405-4751(電話)
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目62-3
JR山手線『原宿駅』竹下口出口より徒歩1分
東京メトロ『明治神宮前』2番出口より徒歩3分
--------------------------------------------------------
↑ステップアップデッサン講座はこちらをクリック
↑ステップアップデッサン講座基礎編はこちらをクリック
byヨゾコブ