彫刻科も、
もうすぐ造形大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学の入試が始まります。
今回は多摩美彫刻科入試・立体造形の対策の様子です。
試験間近、
熱気のあるアトリエになっています。
課題は「人間をテーマに自由に造形しなさい(粘土は10kg使用)」です。
授業では、
まず粘土は使わずデッサンで作品の設計図を描きました。
粘土で作ろうとしている形を頭の中に思い描き、
それを他の人に伝わるようにデッサンします。
塑造板からの作品の位置や、
粘土の大きさも具体的にイメージします。
このデッサンでイメージを確立させて、
次の日の塑造にそなえます。
なんとなく粘土付けをしていると、
予定どおり作れなかったり、
完成に至らなかったりしたことはありませんか。
彫刻は段取りと構造が大事です。
テーマへの取り組み方はよくなってきましたが、
試験直前まで基本を確認していきましょう。
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byヨゾコブ