先週昼間部では有色下地デッサンの授業を行いました。
中間調子の下地の上に白色で描画するプロセスで、
形態を効果的に表現する技法です。
鉛筆デッサンではなかなか理解できない
明部の密度を高めることの重要性を学ぶことが目的です。
紙の地が透ける程度の中暗色の塗面に
不透明な白色をのせると浮き上がって見え、
下地色は後退して感じます。
この前進色と後退色を連続させて、
立体感・空間感を表します。
有色下地デッサンの原理は
絵具を使う描画に共通する基本となり、
美大の基礎過程でも取り入れられています。
経験の少ない学生にも実践できるように
作例をやプロセスの画像を見ながら解説し、
石膏の「目」と「トルソー」をモチーフに1週間の実習をしました。
密度の高い臨場感のある作品に仕上がりました。
次回の鉛筆デッサンに成果が現れそうで楽しみです。
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